コンカン2008一日目雑感

写真は昨日と今日恵比寿ガーデンプレイスホールで開催されているThe Context Conferrence 2008。
 少しだけシリコンバレーの風を感じることが出来るイベントなのですが、4回目になる今年はやはり少し元気がないですね。日本の事情なのかアメリカの事情なのか、両方か、よくわかりませんが…。

デジタルガーレージの主催でコーディネーターをJoiこと伊藤穣一さんがやっています。ほとんど彼のセンスで選ばれたITベンチャーがデジタルガーレージの出資を受けて日本市場を目指すという感じなのですが、今年はそうしたベンチャーが見当たりません。

1日目はLinkedInというビジネス系ソーシャルネットワークサービスだけが目立つのですが、これも昨年のこの会議で日本へのサービスインが発表されたものです。


一年の成果は日本人のメンタリティーと言語の壁に阻まれて苦戦?というところでしょうか。


日本人も英語で考えればメンタリティーが変わります。


そういえば、その中で私が注目したのはiknowのセレゴ・ジャパンのCEOがパネリストとして参加していたことです。

iknowはソーシャルラーニングという概念で無料で英語学習サイト(中国語などもスタートしたようです)を公開しています。脳生理学を応用した学習エンジンを持ったとても優れたサイトです。

デジタルガーレージの出資を受けたようです。


私は今後、学生の学習支援に取り入れてみようかと思案中でしたので、これは収穫でした。なんらかのアプローチをしてみようと思います。

このエントリーを書きながらわかったことですが、コンカンの魅力は他の講演会やセミナーと違うのは本当の生まれたてのベンチャーが来ているところですね。