米議会のトヨタバッシングを認める報告書出た

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17:17 47news (47NEWS)
トヨタ問題は政治的ヒステリー 米紙が議会を批判

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トヨタ自動車の急加速問題で米運輸省が8日に「電子制御システムに欠陥はなかった」との最終報告書をまとめたのですが、ちょっと驚く内容です。

報告書は、電子系統に欠陥はないとするトヨタ側の主張をほぼ全面的に認め、急加速はブレーキとアクセルを踏み誤った可能性が最も高いとしています。

あの時の豊田章男社長の公聴会での事故に対する涙の謝罪、安全性についての確信、今後の体制見直しなど今振り返っても立派な証言でした。

今回の報告書でトヨタおよび日本は面目躍如というところでこれは大々的に書くべきことでしょう。

ワシントンポストが潔く社説で取り上げたのは評価できますが、議会のバッシングに乗って米マスコミもバッシングしたわけで、そこに触れていない社説だとしたら、これは日米共通のジャーナリスト体質ということになります。


》米紙ワシントン・ポストは9日付の社説で、トヨタ自動車の急加速問題をめぐり米運輸省が8日に「電子制御システムに欠陥はなかった」との最終報告書をまとめたことについて、徹底調査を訴えた米議会による「トヨタたたき」は「政治的に引き起こされたヒステリーだった」と批判した。 
同紙は、議会の公聴会は「本質を探るより、ニュースの見出しになることを狙っていた」と苦言。経営陣を鋭く追及するのは当然だが、自制や大局観を欠いていたため、真相解明につながらなかったと指摘した。 

》「世論の袋だたきに遭うため、経営陣に顧客批判は不可能だった」とトヨタに同情した。